蔵元訪問 <2004年2月〜松の司〜
2004年蔵元訪問第二弾は
滋賀県の
「浪の音」「松の司」です。

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松の司〜松瀬酒造株式会社〜
滋賀県蒲生郡竜王町大字弓削475
TEL 0748-58-0009 FAX 0748-58-0194
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波の音とは琵琶湖の対岸、竜王町。
周りには多くの水田が見られる。
ラベルにも書かれている事が多い地元の米(竜王町)を使っている。
地元としっかり密着していて、地元産の米を多く使っていました。

ここの造りは約700石から800石。
ほとんどの酵母が金沢系。

いわゆる14号酵母。
まああえて14号と書かないのはルートが違うのであろう、きっと。

さてさて、お蔵の状況ではありますが仕込みの大半は終了しており
今は本醸造の仕込みの最中でした。
夕方の訪問でしたので、後片付けも本格化しておりました。
仕込みタンクを丁寧に丁寧に清掃してたりもしておりました。

あくまでも食事にあうお酒造りを目指している造り。
正直なお話しで「少し味わいが軽くなったのでは?」と聞いてみました。
最近は日本酒バーのようなお店からは生原酒を出してほしいとの要望が多いみたいで、そのような意見もあると言ってました。
ただ、あくまでも食中酒を目指すとのお話でした。


今造られているほとんどのタイプを試飲させていただきました。
一同に松の司がラインアップされて飲むのは初めてかも・・・
1999の大吟醸。
言うまでもなく美味い。
2000、2001、2002を飲ませていただく。
一番新し目の02は、まだ味のノリが他のに比べると荒々しくも感じ、これからの期待といった感じ。今回の注目は01。
無いと言ってはいたが・・・
2本だけ残っていたのを分けていただくことになり、近々皆様に振る舞いの予定です。できれば、他のものと飲み比べてみたい、もしくは飲み比べるような設定をしてみたいとも思いました。

まあ、一緒に同行の波の音の中井専務ともどもお蔵の中に入れて頂き、根掘り葉掘り聞きまくってきました。中井さんは今年初めて造った「愛山」がとっても気になっていました。
当日の試飲の中には含まれておらず、次回来札の時に当店の在庫を味わってもらうことになりました。
実は私もまだ飲んでおりません。
とっても楽しみ!!


お蔵にお邪魔しても、相変わらずの松瀬さんの優しい人当たり。
ここに「松の司」の味がすべて表現されているのでしょうね。
当方でも大変人気のある「松の司」。
私自身もずーっと前から大好きな「松の司」。

言うまでもなく、大ファンの一人の私の訪問記でした。

時間がもっとあれば、もっといろいろと聞きたいのが本音でした。

波の音の中井さん、そして松瀬さん、ありがとうございました。



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